初対面の人と会話する時、
「緊張する」
「何を話せば良いか分からない」
「自己紹介が苦手」
などのような悩みをお持ちではありませんか?
それは、自己紹介文をあらかじめ準備しておくことで解消できる可能性があります。
目次
初対面と自己紹介
緊張するのは、失敗したくない、嫌われたくないという思いから生まれます。
できて当たり前のことに、緊張することはありません。
いつものお店で買い物するのに緊張しないけど、
初めて行った高級なお店では緊張してしまうのも、同じことです。
初対面の相手に緊張してしまうなら、
あらかじめ自己紹介や話題について準備しておけば良いでしょう。
初対面の相手について、必ず共通する話題は、大きく分けて、
・その「場」に関すること
・お互いの自己紹介
の2つです。
特に自己紹介は、人生において何度もおこなうものなので、
その都度、考えるよりも、一度しっかり考えてしまえば、
使い回しがきくものです。
自己紹介の4つのポイントについてご紹介します。
1.ショートとロング
初対面で自己紹介する場面では、大きく2つのパターンがあります。
1対1で会話をしている場合と、複数人の前で挨拶する場合です。
1対1で会話をしている場合は、
自己紹介をきっかけに雑談する流れになるのが自然なので、
あえて短めに済ませて、会話の中で話を広げるようにします。
目安としては、30秒、200文字ほどが良いです。
複数人の前で挨拶する場合は、
その後に全員と会話を深めることは難しいので、
先にしっかり話す必要があるため、やや長めにします。
目安としては、60秒、400文字ほどが良いです。
2.基本構成
自己紹介の基本構成としては、
・名前
・住んでいる地域、出身地
・経歴、趣味
・意気込み、目標、ビジョン
の4つがあります。
自己紹介後の雑談時に話題にしやすいので、
話が広がるようなものを選んでおくと良いでしょう。
例えば、特徴的な名前であれば、「由来」などを聞かれやすいです。
住んでいる地域や出身地であれば、
「名物」「観光名所」「美味しい食べ物」などは話題になりやすいです。
経歴や趣味であれば、
「前職の内容」「仕事のエピソード」「学生時代のエピソード」
「打ちこんだ勉強」「はじめたきっかけ」「何がおもしろいか」
などが質問されるでしょう。
想定される質問に対して、回答も用意しておくと、
会話もスムーズに展開できるようになります。
3.内容確認
基本構成ができたら、一度内容を確認してみましょう。
・専門用語は使っていないか(誰にでも分かるように)
・差別化ポイントがあるか
・自分らしさやユーモアがあるか
これらの点に注意が必要です。
あえて質問してもらおうと専門用語を使っても、
多くの場合はスルーされて終わります。
その結果、よく分からない自己紹介となってしまい、
良い印象を残すことができません。
誰にでも分かるような表現に修正しましょう。
差別化ポイントは、どのような実績や特徴があるのか、
自分の強みをアピールすることになります。
特に数字が入っていると、説得力が増すのでオススメです。
反対に、自分らしさとして、
弱みや苦手なことを話してしまう方法もあります。
これらの内容は、
今後の自分のキャラや立ち位置に繋がってきますので、
しっかり考えておきましょう。
余裕があれば、ちょっとしたユーモアを入れると、
明るいキャラであると印象付けることが可能になります。
4.練習する
自己紹介文が完成したら、鏡の前で練習しましょう。
可能であれば、動画を撮って、
自分で見直してみることをオススメします。
・視線は前を向いているか
・自然な笑顔か
・十分に大きな声が出ているか
・はっきり聞き取りやすく話せているか
の4つについて、特にチェックしてみてください。
まとめ
初対面では、大なり小なり、相手も緊張しているものです。
多少の失敗など、お互い気にはしないでしょう。
その上で、自己紹介をしっかり練習しておけば、
話しているうちに落ち着いてきます。
それをネタに雑談も進められるでしょう。
ぜひ実践してみてください。
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