ラポール構築の秘訣!無意識を深く同調させて人間関係を改善する

この記事は2分で読めます

人間関係において、

「仲良くなりたい」

「敵を作りたくない」

と考えたことはないでしょうか。


それは、「ラポール」について理解することで、可能になります。


「ラポール」とは無意識を同調させること

「ラポール」とは、臨床心理学の用語として用いた場合、

・心が通じ合う
・互いに信頼し合う
・相手を受け入れている

という状態を指した言葉のことです。


つまり、「ラポールを構築する」ということは、

・営業がお客様に話を聞いてもらう
・カウンセラーがクライアントに心を開いてもらう
・初対面でも気さくに会話する

など、「緊張を和らげて心を開いた状態」となる関係性を、
意識して作り上げることを指します。


しかし、注意してほしい点は、
「ラポール」とは、「無意識を同調させること」である、ということです。

打算や利害を考慮した関係では、「ラポールを構築した」とは言えません。

真の「ラポール」とは、長年連れ添った夫婦の表情やしぐさが、
とても似通っているような状態を指します。

「喧嘩するほど仲が良い」という現象も、
無意識に感情を同調させているために起こっている、
一種の「ラポール」状態であると言えるのです。

それほど仲が良いわけでもないのに、
ふとした拍子に同じ動きをしてしまう。

そんな現象も、実は「ラポール」状態です。

つまり、「信頼関係」というよりも、
「無意識を同調させた関係」や「精神が感応する関係」の方が適切になります。

「何となく気が合う」と表現しても良いでしょう。


これが逆に働いた時、つまり「何となく気に入らない」と判断された時、
人は敵対する態度を取るようになります。

特に理由もなく嫌われた状態になる原因は、ここにあるのです。


「ラポール」の深さ

個人的な事情をどれほど知っているか、ということについて、
関係が「浅い」「深い」と表現しますよね。

同じように、「ラポール」についても、「深さ」が存在し、
無意識がどれだけ同調しているか、ということを表現します。

「初対面だけど何となく気が合う」という浅いレベルから、
「長年連れ添った仲良し夫婦」のような深いレベルがあり、
「ずっと一緒の双子」という極めて深いレベルまであるのです。


また、「ラポールを構築する」という表現があります。

これは、

「無関心」
「嫌われている」

という状態から、

「信頼されている」
「好意を持たれている」

という状態へと、変えていくことを指している場合がほとんどです。

しかし、その先には、

「信頼や好意を深めていく」

という場合があることを理解しておく必要があります。


「ラポール」構築で注意すること

「ラポール」を構築する手法にはいくつかあり、

・ミラーリング
・ペーシング
・キャリブレーション
・バックトラッキング

などがありますが、実は共通した注意点があるのです。


「ラポール」は無意識による同調であるため、
小さなことで深さは簡単に変化していきます。

しかし逆に、大きく変化させようとすると、抵抗されてしまいます。


例えば、会話をしている場合、

「会話のリズムが合うから、話しやすい」

と感じるのは、

「会話のリズムがズレると認識しないから、話しやすい」

と解釈できます。

ここで、相手が意識して会話のリズムを合わせようとすると、

「会話のリズムを合わせようとしているのが認識できる」

という状態となり、無意識に察知されて抵抗されるのです。


つまり、無意識に察知されない程度に小さく同調させていく、
という点が非常に重要になります。


まとめ

「仲良くなりたい」「敵対したくない」と思うことは、
「無意識を同調させたい」と考えることに似ています。

そして、

「自分を理解してもらおう」

ではなく、

「相手を理解しよう」

という想いで「ラポール」を築けば、
その好意は必ず相手の無意識が察知してくれます。

ぜひ試してみてください。


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