目的を意識した聞き方!コミュニケーション上手の2つの注意ポイント

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「相手の話が頭に入らない」

「すぐに自分が喋ってしまう」

このように悩んではいませんか?


それは、「聞く」というインプットの前に、
アウトプットすることを決めておくことで、解消できる可能性があります。


聞く・訊く・聴く

「きく」という漢字には、「聞く」「訊く」「聴く」の3つがあります。

「聞く」は一般的に使われる漢字で、耳に音が入ってくる様子全般を指します。

「訊く」は尋ねるという意味で使われ、
「訊かれる」という受動的な表現はあっても、
「訊こえる」という偶発的な表現はしません。

「聴く」は対象に意識を向けている様子を表し、
「聴こえる」とは偶発的に耳に入った音などに意識が向けられてしまう様子を表しています。

カウンセリングにおける「傾聴」というスキルがあるように、
「きく」ということは、どのような意識でいるかが重要なのです。


また、認知心理学には、「選択的注意」という概念があります。

「カラーバス効果」や「カクテルパーティー効果」のほうが、ご存知かもしれません。

人は意識を向けているものや、馴染み深いものに反応しやすいという脳の働きのことです。

つまり、人は、

「見たいものを見て、聞きたいことを聞く」

という状態が、当たり前になっています。

さらに言えば、人は承認されたいという欲求を持っているため、
自分の話をしたくて堪らない生き物だったりします。

ですから、意識しないと「聞く」ことは難しいのです。


アウトプット前提で聞く

意識して「聞く」ためには、アウトプットする前提で「聞く」ことが重要です。


例えば、書記や議事録の係になったつもりで「聞く」のも良いでしょう。

後で読み返せるように書くには、しっかり聞き取らなくてはなりません。


あるいは、誰かに伝えたり、教えたりするつもりで「聞」いてみましょう。

間違った情報を伝えるわけにはいきませんから、自然と話に集中できます。


会話をしている相手にフィードバックする方法は、
効果的ではありますが、実は一番難しい方法です。

安易にやってしまうと、相手の会話を中断してしまいます。

そうなれば、相手の会話を「聞く」という目的が果たせなくなり、
本末転倒となる恐れがあるのです。


聞くときの注意点

相手の話を「聞く」ときに注意するポイントは、大きく2つあります。


1つ目は、「自分」は出さない、です。

失敗してしまうパターンには、以下のようなものがあります。

・聴きたいことを聴く
・話を誘導してしまう
・自分のためだけに聴く

・間や沈黙を大切にできない
・我慢できずに話をしてしまう

・自分が話しすぎる
・アドバイスする
・説得する
・同情する

これらのパターンでは、
意識が相手ではなく自分に向いているために起こっています。


2つ目は、相手を否定しない、です。

失敗してしまうパターンには、以下のようなものがあります。

・否定
・批判
・反論

・話を遮ぎる
・言葉を被せる

・無反応
・話に集中できていない
・別のことに意識が取られている

これらのパターンでは、
相手を尊重していない、あるいは攻撃していることになります。


まとめ

アウトプットを意識するだけで、
「聞く」というインプットの効率は格段に上がります。

「相手の話をしっかり聞く」

という行動は、それだけで相手の存在を承認している効果があります。

ぜひ、意識してみてください。


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