部下との人間関係の秘訣!4つのレディネスレベルで仕事の戦力に育成

この記事は3分で読めます

仕事の人間関係で何とかしたいのは、部下ではないでしょうか。

「部下が使えない」

「部下が従わない」

このような悩みを抱えていませんか?


部下のタイプに合わせて、接し方を変えることで、
解消できる可能性があります。


部下を育てるのも仕事である

今や、上司の仕事の一環として、

・部下を会社に引き留める
・部下を育てる

ということまで、必須となっています。

かつてのピラミッド型の組織構造から、
コミュニティ型へと変わってきました。

上司は、

「いかに部下を育て、活躍させるか」

という観点でも評価されるのです。

これまでのような、
部下を支配(コントロール)しようとする手法は通用しなくなり、
管理(マネジメント)する手法が重要となっています。

そのために必要なことが、部下のタイプを知り、
それぞれの価値観に合わせた接し方です。


部下のレディネスレベルと上司の状況対応リーダーシップ

心理学の用語に「レディネス」というものがあります。

これをビジネスに当てはめて、「能力」と「意欲」の2軸で構成し、
4つの領域に分けたものが、レディネスレベルです。

これは、人事評価的な分類とは異なり、
特定の課題の達成に関してのレベルであるため、
状況によって変動することに注意してください。


そして、これに対応した指導法も存在します。

これは、「指示的行動」と「支援的行動」の2軸で構成され、
その4つの領域が、「状況対応リーダーシップ」のスタイルなのです。

これから、部下のレディネスレベルと、
それに対応したリーダーシップのスタイルを紹介していきます。


レディネスレベル1.能力:低、意欲:低

最初の段階は、「能力:低、意欲:低」という状態であり、
特徴としては、以下のようなものがあります。

・言い訳や不平不満が多く、自己防衛的
・仕事が遅く、時間内・期限内に終わらない
・言われた通りにしか仕事をしない
・行動や態度がはっきりせず、時に混乱する
・失敗を恐れたり、取り越し苦労をする
・会社のビジョンや目的の理解までは難しい


これに対応するのは、「指示:高、支援:低」となる、
「教示的リーダーシップ」です。

具体的には、以下のように指導します。

・上司が意思決定や進捗管理を行う
・ゴールの明示や手順を詳細に指示する
・1回あたりの説明は過度にならないようにする
・教えることに集中する
・なすべき事を具体的に説明する
・プレッシャーをかけ過ぎない
・よい方向への進歩があれば、それを強化する


レディネスレベル2.能力:低、意欲:高

2番目の段階は、「能力:低、意欲:高」という状態であり、
特徴としては、以下のようなものがあります。

・仕事を積極的に引き受ける
・関心を示し、素早く行動する
・注意深く聞き、明快な説明を求める
・プロセスよりも結果を気にする
・質問に対して表面的な受け答えが目立つ
・目的の理解にはまだ足りない


これに対応するのは、「指示:高、支援:高」となる、
「説得的リーダーシップ」です。

・部下の役割を説明する
・与えられた仕事の必要性や価値について説明する
・仕事の進め方などの指示やフォローを行う
・決定を説明し、疑問点を質問するように促す
・課題の理解度を調べるための質問をする
・対話を通じて説明する
・改善や向上が見られたら励ます


レディネスレベル3.能力:高、意欲:低

3番目の段階は、「能力:高、意欲:低」という状態であり、
特徴としては、以下のようなものがあります。

・次の課題に取り掛かる際に躊躇したり、抵抗することがある
・無理矢理させられていると感じている
・軽い精神的な苦痛を感じている
・周囲からの励ましや慰め、支援を求める
・自分の能力について懐疑的


これに対応するのは、「指示:低、支援:高」となる、
「参加的リーダーシップ」です。

・部下が自身の能力に対する不安を払拭できるように働きかける
・意思決定が必要な場面では部下と一緒に検討
・仕事ぶりをほめて信頼関係を築く
・積極的に部下の話に耳を貸す
・仕事の結果に焦点を当てる


レディネスレベル4.能力:高、意欲:高

最後の段階は、「能力:高、意欲:高」という状態であり、
特徴としては、以下のようなものがあります。

・進捗状況をマメに報告してくる
・自立して仕事を進める
・周囲に対して協力的
・知識や情報、アイデアを他者と共有する
・責任を引き受け、結果指向的


これに対応するのは、「指示:低、支援:低」となる、
「委任的リーダーシップ」です。

・仕事を委任し、支援に回る
・ゆるやかな監督に努める
・部下主導のコミュニケーションを奨励する
・自発的なチャレンジを促す
・成果を認め、賞賛する


まとめ

部下のレディネスレベルに合わせた指導法によって、
立派な戦力に育ち、上司や組織に貢献してくれるようになります。

しっかり観察して、適切な接し方を見極めましょう。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

プロフィール





はじめまして、水神一です。
詳しいプロフィールはコチラ