人間関係で反発される原因!心理的リアクタンスを乗り越える方法

この記事は2分で読めます

「何を言っても反発される」

「口先では従いながら、行動は異なっている」

「必死に伝えても、ますます引かれる」

そんなお悩みはありませんか?


その原因は、「心理的リアクタンス」という心の働きなのです。


反発したくなる心理的リアクタンス理論

心理的リアクタンス理論とは、
心理学者のジャック・ブレームが、
1966年に提唱した概念のことで、

「外部から強制されることに対して、
自分の選択的自由を守ろうと反発する心理作用」

のことになります。


よくある分かりやすい例が、

親「勉強しなさい!」

子「今やろうと思ってたのに!」

といったものです。


この心理的リアクタンス理論をベースとしたものに、
下記のような効果が確認されています。


ブーメラン効果

ブーメラン効果とは、

「説得者の意図した方向とは逆の方向に
被説得者の意見や態度が変わる心理作用」

のことで、逆説得の効果とも呼ばれます。

実験に関しては様々なものがありますが、
アメリカの心理学者コーエン(Cohen, A.R.)による、

「エール大学における男女共学の是非」

というテーマが最初と言われています。


ロミオとジュリエット効果

ロミオとジュリエット効果とは、

「恋愛において、障害があった方が、逆にその障害を乗り越えて、
目的を達成しようとする気持ちが高まる心理作用」

のことです。

アメリカの心理学者リチャード・ドリスコールが、
男女のカップルからの調査結果を元に命名しました。

例えば、

恋人の親がその恋愛に反対し、2人の仲を引き裂こうとする

逆にその恋人同士の感情が強まってしまう

などです。


カリギュラ効果

カリギュラ効果とは、

「禁止されるほど、やってみたくなる心理作用」

のことです。

1980年に製作されたアメリカ・イタリア合作映画『カリギュラ』が、
過激な内容だったとして公開禁止になったところ、
かえって注目を集めてしまったことが由来です。


心理的リアクタンスを乗り越えるには

強引に相手の考えや行動を変えようとすると、
心理的リアクタンスが働いて、反発されてしまいます。

反発されてしまうと、それによって自分も、
心理的リアクタンスが働いて、反発してしまい、
悪循環が生まれてしまうでしょう。

心理的リアクタンスを乗り越えるには、
次の3つのステップが必要です。


1.心理的リアクタンス理論を理解する

自分にも相手にも、
心理的リアクタンスが起こることを想定して、
会話をしましょう。

自分の心の動きや、相手の態度や表情などから、違和感を感じたら、

「あ、心理的リアクタンスかも」

と考えてみる癖を持つことです。


2.反発する感情を受容して、冷静さを取り戻す

心理的リアクタンスを意識したら、
反発したくなる感情を受け入れて、それ以上は無理をしないことです。

少し間をとって、冷静さを取り戻す時間を稼ぎましょう。


3.別の可能性を探す

相手に心理的リアクタンスが起きていたら、
別の伝え方や、違う提案ができないかを考えてみます。

自分に心理的リアクタンスが起きていたら、
反発するメリットとデメリットを考えてみると、
最善の行動がとれるようになります。


まとめ

反発の原因は、「心理的リアクタンス」という心の働きです。

これを理解できると、人間関係のトラブルの多くが、
対処可能なものに思えるでしょう。

ぜひ、試してみてください。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

プロフィール





はじめまして、水神一です。
詳しいプロフィールはコチラ