「嫌な人の相手をした」
「おせっかいな人の相手をした」
「自分を偽って相手に合わせた」
このような時、人間関係に疲れたと感じてしまうことでしょう。
それは、あなたが相手に気を使っていることの目的が、
間違っている可能性があります。
目次
人間関係に疲れたと感じる理由
理想の人間関係は、互いにエネルギーを分け合えるような関係です。
価値観が同じ相手と会話をしていると、
「そうそう!」
「分かる!」
という言葉が出てきて、共感による楽しさや喜びが感じられます。
また、価値観が異なる相手と会話をすると、
「そんな考え方があったんだ!」
と、発見による楽しさや喜びが感じられることもあるのです。
しかし、価値観が異なる相手と会話をした時、
互いの価値観を押し付けあってしまうことがあります。
このような時には、
「互いの価値観を認めあう」という目的のために、
「相手に気を使う」という方法をとるのです。
そうすることで、最終的には、発見による楽しさや喜びが得られます。
しかしこの時、
「事を荒立てない」という目的のために、
「相手に気を使う」という方法をとってしまうと、
「互いの価値観を認めあう」ことができません。
つまり、発見による楽しさや喜びが得られず、「疲れ」てしまうのです。
そんな状態になってしまった時、
ぜひ知ってほしい言葉を集めました。
アインシュタインの言葉
自分自身のことについて誠実でない人間は、
(理論物理学者、ノーベル物理学賞受賞 / 1879~1955)
他人から重んじられる資格はない。
福沢諭吉の言葉
独立の気力なき者は必ず人に依頼す、
(江戸時代末期から明治初期の中津藩士、啓蒙思想家、教育者 / 1835~1901)
人に依頼する者は必ず人を恐る、
人を恐るる者は必ず人にへつらうものなり。
バグワン・シュリ・ラジニーシの言葉
もし幸せになるために誰かを頼っていたら、
(インドの宗教家、神秘思想家 / 1931~1990)
あなたは奴隷になり、隷属し、とらわれの身となる。
そして、あなたは多くの人々に頼っている。
彼らは皆あなたの影の主人となり、
その見返りに、あなたを搾取しているのだ。
グロリア・スタイネムの言葉
人に認められようと期待しなければ、
(米国の女性解放運動家、ジャーナリスト / 1934~)
自然と尊敬され、認められるようになるものよ。
岡本太郎の言葉
友達に好かれようなどと思わず、
(日本の芸術家 / 1911~1996)
友達から孤立してもいいと腹をきめて、
自分を貫いていけば、
本当の意味でみんなに喜ばれる人間になれる。
まとめ
充実感を伴う疲労であれば問題はありません。
しかし、人間関係の悩みによって疲れたと感じる場合には、
自分の目的や優先順位について、じっくり考えてみてください。
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