第二感情とその正体は?人間関係で怒りを覚えた時に読みたい言葉7つ

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「頼りない人ばかり」

「拒否されてばかり」

「物事を分かっていない人ばかり」

そんな、イライラに悩まされてはいませんか?


それは、第一感情と第二感情について理解することで、
解消できる可能性があります。


人間関係で怒りを感じる理由

ある「出来事」に対して、人は「意味付け」をしてしまう生き物です。

この時、それぞれの「価値観」というフィルターを通して、
「出来事」に「意味付け」をしてしまいます。


例えば、営業の仕事をしていたとして、

「今日は雨か。外回りは面倒だなぁ・・・」

と考えるのと、

「今日は雨か。お客様の外出が減って、アポが取りやすいな!」

と考えるのでは、同じ「雨」という「出来事」に対して、
与えられた「意味付け」が全く異なります。

これが「価値観」のフィルターの違いです。


そして、自分には理解できない「価値観」に接した時、
人はストレスを感じ、不安・失望・心配などの感情を生み出します。

この感情を「第一感情」と呼ぶのです。

「第一感情」が強大だった場合、
あるいは、小さくても繰り返し生み出された場合、
蓄積した感情エネルギーは「第二感情」に変換されます。

これが「怒り」の正体なのです。


例えば、門限を過ぎて帰宅した娘に怒りをぶつける父親の場合、
「怒り」は「第二感情」であり、「第一感情」は「心配」となります。


「第二感情」である「怒り」をもって相手と接するのか、
それとも、「第一感情」そのままで相手と接するのか。

その差はとても大きなものとして、結果に反映されることでしょう。


思わず「怒り」に囚われてしまった時に、
ぜひ知ってほしい言葉を集めました。


渋沢栄一の言葉

反対者には反対者の論理がある
それを聞かないうちに
いきなりけしからん奴だと怒ってもはじまらない
問題の本質的な解決には結びつかない

(近代日本資本主義の父)

イギリスのことわざの言葉

怒ることを知らないのは愚かである
しかし怒ることを知ってよく忍ぶ者は賢い

マルクス・アウレリウス・アントニヌス 「自省録」の言葉

仮に君が怒って破裂したところで
彼らは少しも遠慮せずに、同じことをやりつづけるであろう

夏目漱石 「行人」の言葉

君は山を呼び寄せる男だ
呼び寄せて来ないと怒る男だ
地団駄を踏んでくやしがる男だ
そうして山を悪く批判する事だけを考える男だ
なぜ山の方へ歩いて行かない

宗茂の言葉

一番大事なことは選手を信じること
また選手が僕たちを信じてくれるということです
その信頼関係がないと
選手はちょっと注意されただけでも怒られたと感じ
信頼があれば怒っても、怒られたと感じない

(マラソン監督)

ロバート・コンクリン 「説得力―敵を味方にする法」の言葉

あなたが怒りを抱くのは状況のせいではありません
あなたの状況に対する反応のせいなのです
あなたを怒らせるのは人のせいではありません
あなたのその人に対する反応のせいなのです

ホラティウスの言葉

怒りは一時の狂気である
だからこの感情を押さえなければ
怒りが諸君をとって押さえることになる

(古代ローマの詩人)

まとめ

「怒り」は「第二感情」であり、相手に伝えるべきは「第一感情」です。

そして、互いの「価値観」について意見交換までできると、
視野を広げて、成長するチャンスに変えることも可能になります。

「怒り」を覚えてしまうことは誰にもあることですが、
その時には、必ず一瞬でも停止し、理性を取り戻しましょう。


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