「尊敬する人に誤解された」
「自分の行動に後悔している」
「孤立している」
このように、人間関係において悲しくなることがありますよね。
それは、あなたの承認欲求から生じたものである可能性があります。
目次
人間関係で悲しいと感じる理由
理想の人間関係は、互いに個性を尊重しあえるような関係であること、
つまり、承認欲求が満たされている状態のことです。
承認欲求には大きく分けて、「自己承認」と「他者承認」の2種類があります。
それぞれの言葉通り、
「自己承認」とは、自分で自分を認めてあげること、
「他者承認」とは、相手に自分を認めてもらうことです。
自分で自分にNGを出した時や、相手から自分にNGが出された時に、
承認欲求が満たされず、心のエネルギーは下がり、悲しみを感じることになります。
この点を理解しておくことは、対処法を考える上でとても大切です。
つまり、「誰」の承認を必要としているのか、ということになります。
「自分」の承認が必要である
「相手」の承認が必要である
「周りの人」の承認が必要である
などを考えなくてはなりません。
また、承認には4つの段階があります。
1.「成果承認」:結果を出したことでOKが出される
2.「行動承認」:行動したことでOKが出される
3.「意識承認」:意識できたことでOKが出される
4.「存在承認」:存在自体にOKが出される
このうち、どの段階でNGが出されたのかを確認してみることも大切です。
原因を間違えると、対処法もズレたものになってしまいます。
「誰」の「どんな」承認が得られなくて悲しいのか、
それを明らかにした上で、ぜひ知ってほしい言葉を集めました。
平原綾香「Jupiter」の言葉
夢を失うよりも悲しいことは
自分を信じてあげられないこと
5代目 古今亭志ん生の言葉
物事てえものは、うれしい前にはきまって
(落語家)
心配事や悲しいことがあるんです
ドラマ「黄金の豚」の言葉
悲しかったり、辛かったり、そういう時
人は、大好きな誰かに抱きしめて欲しいと思うものなんだよ
抱きしめてもらって、勇気や力が湧いてくるんだ
映画「スノープリンス」の言葉
人を憎んだり恨んだりしてはいかん
自分が悲しくなるだけだ
ヴィクトール・フランクルの言葉
自分の胸に、正直に聞いてみていただきたい
(オーストリアの精神科医)
過去の人生から、たとえば恋愛経験から
悲しい要素だけを消してしまいたいかと
苦しみ悩んだ出来事がすべてなかったら
良かったと思うだろうかと
多分、ノーというだろう
流音弥の言葉
他人の物差しで自分を測ってはいけないよ
(名言研究家)
あまりの短さに悲しくなる
自分の物差しで自分を測ってごらん
あまりの長さに嬉しくなる
まとめ
他者に否定されたからといって、
自分まで自分を否定してしまう必要はありません。
また、自分で自分を否定してしまった場合、
承認の基準が高すぎた可能性がないか、
確認してみることも大切なことです。
心のエネルギーが下がっている状態のまま無理をすると、
悪化する可能性があります。
ゆっくり自分を見つめ直してみてください。
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