バックトラッキングの秘訣!相手のキーワードから1つだけ返そう

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「会話が続かない」

「話を聞いているの?と言われる」

このようなことは、ありませんか?


それは、「バックトラッキング」について理解することで、
解消できる可能性があります。


言葉による無意識への承認

近年は「承認欲求」を満たしにくい時代になっています。

一言で言えば、「話を聞いてもらえない」時代です。

そこで、「話を聞いている」=「受容している」ということを、
アピールするためのスキルが必要になります。

これは、直接会話をしている場合ならば、「アイヅチ」が効果的ですが、
「アイヅチ」はノンバーバル(非言語)よりのテクニックであるため、
メッセージでのやり取りにおいては、別の手段が必要になります。

それが「バックトラッキング」です。

「バックトラッキング」とは「オウム返し」とも呼ばれ、
相手の使った言葉をそのまま自分も使うことで、相手の無意識に、
「受容していますよ」とアピールすることになります。

これはバーバル(言語)のテクニックになるので、
通常の会話はもちろんのこと、メッセージでのやり取りにおいても使えるのです。


バックトラッキングの注意点

バックトラッキングを実施するポイントとしては、

・事実を返す
・感情を返す
・要約して返す

などが紹介されていることが多いです。


例をいくつか挙げてみます。

例1)

「この前、久しぶりに映画館で映画を観てね」
「映画館で、映画を観たんだね」


例2)

「昨日、ラーメンを食べに行ったんだけどさ」
「おー、ラーメンを食べに行ったんだ」


例3)

「上司のことでちょっと悩みがあって、ちょっと相談いいかな?」
「上司のことで悩みがあるんだね。相談、いいよ。何、どうしたの?」


例4)

「こないだの休みは何してたの?」
「野球仲間と草野球してたよ」
「そうなんだぁ。草野球してたんだ」
「全打席、三振と言う悲しい結果に終ったよ」
「へぇ全打席、三振か。それは悲しい結果だな」


どうでしょうか?

なんとなく違和感を覚えたり、あるいはイラッとしませんでしたか。


確かに、「バックトラッキング」の注意点として、

・相手が使った言葉をそのまま使う
・同じ意味の言葉だとしても、言い換えはNG

というルールがありますが、だからといって、
相手の言葉をそのまま返し過ぎるのは、不自然になってしまいます。

そして不自然や違和感は、相手の無意識に察知され、反発されるのです。


バックトラッキングの使い方

そこで、「バックトラッキング」で返す言葉は、できるだけ少なくします。

「相手の言葉を返すことが承認欲求を満たすのでは?」

と思われたことでしょうが、

「承認欲求を満たそうとしている」

と察知されては、逆効果になってしまうからです。


「バックトラッキング」で好感度を高めようとするならば、

「あなたの話に興味があります」

というアピールをすることが重要になります。


そのためには、

1.相手の言葉の中からキーワードを1つ選ぶ
2.それをそのまま相手に返す

という手順を踏むのですが、キーワードの選び方にもポイントがあって、

・相手の感情が最も込められているもの
・相手が強調しているもの

を選ぶことが大切です。


例えば、

「この前、久しぶりに映画館で映画を観てね」

という話の場合、

・久しぶりに
・映画館で
・映画を観た

の3つから、強調されている1つだけを選んで返します。


「昨日、ラーメンを食べに行ったんだけどさ」

という話であれば、

・昨日
・ラーメンを
・食べに行った

の3つから、強調されている1つだけを選んで返します。


「上司のことでちょっと悩みがあって、ちょっと相談いいかな?」

の場合なら、

・上司のこと
・悩みがある
・相談したい

の3つから、強調されている1つだけを選んで返します。


こうすることで、相手が最も関心があるポイントについて、
自分も関心があるんだというメッセージを出すことになり、
余計な言葉で無意識に抵抗されることも無く、

「しっかり話を聞いてくれている」
「自分は受け入れられている」

という印象を与えることができるのです。


まとめ

「バックトラッキング」は強力なテクニックですから、
無意識に察知されやすく、逆効果になることもあります。

だからこそ、無闇に使わず、
相手が心を開いて感情を覗かせた瞬間に使うと、とても効果が大きいです。

ぜひ、試してみてください。


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