片付けの秘訣は小さな聖域!無意識を改善して整理整頓する方法

この記事は2分で読めます

「捨てるのが勿体ない」

「先延ばしにしてしまう」

「言い訳してしまう」

このように、片付けるのが苦手ではありませんか?


片付けは多くのエネルギーを必要とする作業になります。

そのため、「すぐに動き出せるエネルギー消費量」となるように、
どれだけ細分化できるかが重要になるのです。


片付けとは、複雑な作業

一言で「片付け」と表現されるものの、
実は複雑な作業であるため、苦手な人が多いのです。

・「いる」「いらない」の判断
・「どこに」「何を」「どれくらい」置くかのルール作り
・ルールを守り続ける意志力

など、多くのエネルギーを必要とする作業になります。

そのため、最初は小さく始めて、少しずつ大きくしていく、
という進め方が重要になってくるのです。


最初に「小さな聖域」を作る

まず最初にやるべきなのは、
キレイな状態を維持し続ける空間を作り出すことです。

この空間を、ここでは「聖域」と呼ぶことにします。

「聖域」は常にキレイな状態を維持される場所であり、
それを守るように自分自身と約束するのです。


「聖域」はどれだけ小さくても構いませんが、
目に付きやすい場所であるほど良いでしょう。

目が届く場所であれば、気に留めやすいという利点があります。

そして、「キレイな状態を守り続ける意志力」も鍛えることになるのです。


「小さな聖域」を作った後は、そこだけで良いので、
必ずキレイな状態を守りましょう。

「聖域」を目にすることで、自分の「無意識」を改善していくのです。

1~2ヶ月ほど「小さな聖域」を守ることができれば、
自然と「聖域」を広げてみようという考えになっていることでしょう。

なっていないのであれば、無理をする必要はありません。

無理して片付けようとすると、「無意識」が反発を始め、
動くためにより多くのエネルギーを消費してしまうからです。


「整理」して「聖域」を広げていく

「無意識」がキレイな状態に納得すると、
片付いていない状態のほうが落ち着かなくなってきます。

そうなったら、不要なものを処分する「整理」を考えましょう。

物を減らして、空間を広げるのです。

「整理」する時のコツは、「いる」「いらない」の2択に加えて、
「条件付で残す」の3択で判断します。

「条件付で残す」というのは、「残しておく条件」を決めるのであり、
「処分する条件」を決めることではないことに注意してください。

例えば、

「2ヶ月過ぎたら処分する」

ではなく、

「2ヶ月間は残しておく」

と決めます。


これは、自分の「無意識」がどちらにフォーカスするのか、
という部分に違いがあります。

・「2ヶ月過ぎたら処分する」→「処分する」にフォーカス
・「2ヶ月間は残しておく」→「残しておく」にフォーカス

ということになるのです。

すると、「無意識」というのは反発をしやすいので、

・「処分する」にフォーカス→処分した時のデメリットを探す
・「残しておく」にフォーカス→残しておいた時のデメリットを探す

という考え方をします。

そのため、「残しておく条件」を決めることで、
最終的には処分しやすい考え方ができるように「無意識」を改善するのです。


「整頓」して「聖域」をグレードアップ

「聖域」が広がってくると、量より質という感じで、
さらにキレイな状態を模索するようになります。

その時は、収納のルール作りをする「整頓」を考えましょう。

物を使用する状況や頻度に応じて、グループ分けをしたり、
物や人の動く流れに沿って配置したりするのです。


重要なポイントは、定期的に見直すことです。

生活スタイルは時間と共に変化していきます。

その時々によって、適切なルールも変化しているはずなので、
見直し、修正することが重要になるのです。


まとめ

片付けは複雑な作業であり、多くのエネルギーを消費してしまいます。

そのため、いかに小さく細かく進めていくかが重要なのです。

まずは「小さな聖域」作りから、始めてみてください。


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