「恋愛がないと何も頑張れない」
「仕事や友情より、恋愛を優先する」
「恋愛の状況によって、感情の起伏が変化する」
そんなことはありませんか?
このような「恋愛脳」が強すぎると、
人間関係や社会生活に悪い影響が出てきます。
目次
恋愛脳とは
「恋愛脳」というのは、恋愛を基準に物事を考える状態のことです。
「恋愛脳」がまったく無いのも問題ですが、あまりに強すぎると、
「恋愛依存症」にまでなってしまう可能性があります。
また、「恋愛脳」になると、感情と理性のバランスが崩れやすいです。
「恋愛脳」が強くなると、理性より感情が強くなってしまい、
客観性を失った判断をしてしまいがちになります。
そのため、恋愛を優先するあまり、
その他のことをおろそかにしてしまい、
人間関係や社会生活に悪影響が出てしまうのです。
例えば、
・好きな人のことばかり考えて、仕事が手につかない
・恋人以外とは、ほとんどコミュニケーションがない
・感情の起伏が激しく、落ち着きがない
などのような状態になってしまいます。
それほど、強すぎる「恋愛脳」は危険です。
恋愛と脳の関係
恋愛をしたときの脳の働きには、次のようなものがあります。
・判断する機能が低下する
・ネガティブな感情を司る機能が低下する
・意欲を司るドーパミンが分泌されやすい
・興奮を司るアドレナリンが分泌されやすい
・安らぎを司るセロトニンは減少しやすい
このような特徴から、
積極的で行動力があるように見えますが、
冷静さを失い、暴走しやすいともいえるでしょう。
恋愛脳のバランスを調整する方法
恋愛は人生の活力として必要なものですが、
扱い方を間違えると、人生を終わりに導いてしまいます。
そうならないためには、恋愛以外にも目を向けることです。
特に、前頭葉の前の方の「前頭前野」を鍛えることが大切になります。
「前頭前野」とは、
「自分が今、何をしているのか」
を理解する部位、いわば「知性の領域」です。
この「前頭前野」は、
死ぬまで神経細胞が生まれ続ける場所ですが、
使っていなければすぐに衰えてしまいます。
「自分で考えているか」
「自分をコントロールできているか」
「社会のことを考えて、長期的な活動をしているか」
などを考えることで、鍛えることが可能です。
まとめ
「恋愛脳」が強すぎると、人間関係や社会生活に悪影響が出てきます。
バランスを取るためには、「前頭前野」を鍛えるのがオススメです。
ぜひ、試してみてください。
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